私たちの製品に、ServerIron ADX といういわゆるロードバランサがある。ロードバランサがやる仕事のひとつは、負荷状態に応じて、コネクションを分散させるということ。L4 で分散するか、L7 で分散するかは要件次第。
通常は、物理サーバを対象に分散を行なうが、仮想サーバにしたものが
Application Resource Broker だ。つまり、
・分散対象のサーバが全て重くなってきたら、新しい仮想マシンを起動し、負荷を分散する
・必要なくなったら、仮想マシンイメージを消去する
ということを行なう。これをPrivate/Publicで連携させるイメージが先日のマイクロソフト Shared Cloud のイメージだ。
ちなみに今回発表したのは VMware と連携するための plugin で、マイクロソフトの話ではない。
個人的には、いにしえの(2005年頃)Tapestry Application Resource Manager の仮想マシン版という感覚。