PCI Express では Gen1, Gen2 という言葉と Lane という言葉がある。Gen は世代で、Gen1 は 2.5GT/s、Gen2 は 5GT/s だ。5GT/s は baud rate でいうと、8b/10b 符号化があるため、4Gbps となる。
Lane は上記の転送スピードを pt-to-pt で何本持てるかの話で、1x, 4x, 8x, 16x などがある。
Brocade のアダプタは Gen2 8 lane 対応だ。40GT/s == 32Gbps まで出すことが可能(あくまで PCI Express のスペック上)。最近のアダプタはみなそうであるように、Brocadeのアダプタも Lane 数や Gen をadaptive に変更する(そうすることで power saving ができる)。
さて、最近のサーバは BIOS の設定で最初から power saving モードになっているものがある。これが痛い時がある。最初から Lane 数が 4 本とかしか割当たらないことがあるのだ(メーカー依存)。場合によっては Gen1 で固定されてしまうものもある。こうなってくると、Gen1 4lane == 2.5GT/s x 4 = 10GT/s = 8Gbps しかでない。もちろん、BIOS設定が適正であれば、きちんと負荷状況とともに Lane などは変化していく。
PCI Information:
vendor id: 0x1657
device id: 0x0014
ssvid: 0x
PCIe Gen: Gen1 <<-- こことか
PCIe lanes: 4 (Initial number of lanes = 4) <<-- こことか
PCI function 0:
ssid: 0x00
port: 0
type: FC/FCoE
ちゃんと確認しよう!