某所で
CERN の100G Ethernet 事例を話した。100GbE というとキャリアコアの世界だけのように思われがちだが、巨大な検出器の環境ではもはや必須だ。
現在良く使用されている X-Ray detector は 2k x 2k x 16bit x 60Hz 程度である。つまり、detector あたり、480 MB/sec でデータ生成をすることになる。次世代型のスペックは書けないが、detector あたり 30GB/sec を超える。ちなみにLHCでは
こんな感じだそうだ。計測系から計算機系にあげる部分がポイント。
shot 当たりのデータがでかすぎて Flash ベースのストレージだと寿命のインパクトを受けるとのこと。いやはやそんなどでかいシステムがあったのですね。
うちの世界の話ではないけど、複数のshotを区別するために時刻同期機能は必須。これはくだんの光速よりも速いニュートリノの話と同じ仕組みでやるか。Synchronous Ethernet 製品は無いしのう。