Brocade アダプタドライバ v2.3 の新機能のうち、Trunking, IO profile は既に紹介ずみ。もう一つの機能(あくまで Storage ドライバの方だけ。Network ドライバは別の機会に)は iSCSI TLV のサポート。スイッチのファームウェアは FOSv6.4.1 以降で使用可能
DCB で PFC を使い lossless にできるのは FCoE のみなのですが、driver v2.3 を使用すると、 CNA を使った iSCSI を行なうときに iSCSI も lossless にできます(だからなんだという気もしますが)。
#厳密には iSCSI だけを lossless にするわけではないのですが
dcbx(lldp)の設定で、下記の TLV を設定すればいい。
b8000(conf-lldp)#advertise dcbx-iscsi-app-tlv
設定は、FCoE の場合と同様、グローバル設定とインタフェース単位設定の二つが可能
b8000(conf-lldp)#iscsi-priority-bits <0x0 - 0xff> <-- グローバル設定の場合
b8000(conf-if-te-0/1)#lldp iscsi-priority-bits <0x0 - 0xff> <-- インタフェース単位設定の場合