今でもよく聞かれるネタの一つが 802.1Qau QCN 。QCN が何をするかは大体の人がわかっているようだが、QCN はロスレスに必要な機能ではない。ロスレスを担保するのはあくまでも PFC。QCN は End-to-End(正確には Congestion Point と Reaction Point の間)でのrate shaping に過ぎない。
それはともかく、意外に知られていないのは QCN の実装は CPU で行われているということ。QCN は queue の長さを管理し、必要に応じて CN メッセージを Reaction Point に投げるという実装。つまり、ポートがたくさんあればあるほど、 CPU の処理が多くなる。Broadcom の Trident では 64 port を持っている。これはこれですごいのだが、QCN 処理には FPGA assist が必須。
残念ながら大抵のメーカーは同じような実装のようだ。