個人的には、もう1年ほどファブリックについて(FCも含めれば10年)話しているが、未だによく聞かれる。
wikipedia を参照すると、スイッチを結合したネットワークである。
しかしこれだといまいちわからないので、下記で書いてみよう。
ファブリックとは英語で布地である。
ということで、布地は縦糸横糸ともに実際の糸であり、切れていることはありえない。これは何を言いたいのかというと、ファブリックではECMPが使われているということを示している。
もちろん、これは一番基礎的な部分を例えて言っているのであって、一般的にはおそらく下記のような要件が必要である。
これらの要件は Fibre Channel Fabric と Brocade の Ethernet Fabric を実現している VCS では実装されている。簡単に言ってしまえば、ECMPと
分散ネットワークシステムのことである。
余談であるが、ブロケードってどういう会社なの?って聞かれることはないが、以下で説明しよう。
ここにも書いたが、ブロケードは絹織物や錦の御旗という意味がある。つまり、織物の一つだ。もともとのブロケードのロゴは織物だ。名は体を表す。ちなみにこの頃のEducation資料用ロゴは "Fabric Weaver"、つまり「ファブリックを紡ぐもの」という意味であった。このころからFabricを地で行っていたわけだ。
それはともかく、Qfabric, FabricPath など多くのメーカーも参戦してくるのはいいことだ。
あとはC社の16GFC参入と人員拡充があることを期待。
#本当は Intel, Broadcom の参戦が必須