こんな発表が。
既に Brocade G620 という Gen6 FC(32G FC)スイッチは
出荷開始している。
今回の発表は Director クラス製品である X6 シリーズの発表である。製品としては Gen6 FC 、つまり 32G/128G に対応というところが肝だが、このblogでいいたいのは以下の二つ。
1. VM Insight
2. NVMe over FC-Fabric
まず、1. の VM Insight だが、
VM Insight uses standards-based VM tagging to enable monitoring of VM-level application performance issues in a Gen 6 Fibre Channel SAN.
とあるとおり、もともとはFC-NWSGで議論されていた(FC-FS/FC-GS)16バイトのオプショナルヘッダー(VMID)を使ったVM(もしくはアプリケーション)の識別を実現するものだ。
FC Switch で使われているスイッチにはもともと ACL ベースの Performance monitoring はついているが、VM Insight では、上記のVMIDのパースが可能になっている。したがって、VM単位の End-to-End モニタリングが可能だ。また、もしVMもしくはアプリケーションがlive migrationしたとしても、ユニークなVMIDがついていれば識別が可能になる。
#Windows Server の Synthetic FC HBA 機能などは NPIV を使っているため、ユニークなIDというには制限が多すぎた
VM Insight 機能についてはまだ発表だけで、実装はこれからになる。というのも、VMware やアダプタベンダのサポートも必要になるからだ。これについてはちかいうちに話ができるようになるのでは。
次が2番目の NVMe over FC Fabric だ。ただ、これはこのblogを見ている人であれば、既にいくつも投稿をみているだろう。
ここでも書いているとおり、既に NH-IOL での plugfest も行われている。
vmid, NVMeoF (FC/Ethernet) はここから1年半くらい熱いテクノロジだ。